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「いじめ問題」を考察してみて(第六回)

これは、米国コネティカット州ニューへブン市の教育委員会と、
エール大学の教授、そし地域の有識者が集まり十数年かけて作成した
"Social Skill Deveropment Program"である。

このプログラムの基本は、

 ・共感する心
 ・思いやる心
 ・衝動のコントロールをどうやるか

などなど中学校低学年から高等学校の低学年の生徒を対象として、
多感な時代(思春期)の子どもたちのために各学年ごとにプログラムを作成して実施するものである。これは先生やカウンセラーが行うのではなく、ファシリテーターを育成・養成して各学校の徳育の時間なりホームルームの時間に先生(担当の先生)と共に展開するプログラムである。

例を挙げて説明してみると

 ・暴力防止カリキュラム(いじめなど)

これは子どもたちの普段の何気ない態度や行動を考えることによって、暴力の発生、いじめの発生を防ぐことにある。このカリキュラムでは、子どもの衝動的・攻撃的行動を少なくする術を教え、子どもたちの社会への適応能力を高める。

子どもたちのSocial Skillを発達させ、暴力・いじめを減少させるためには、全面的な取り組みが必要であるが、その際、学校や家庭で行うSocial Skill Developmentの内容は、極めて重要な位置を占めている。

「いじめ問題」を考察してみて(第四回)
(第一回はこちら)
(第二回はこちら)
(第三回はこちら)
(第四回はこちら)
(第五回はこちら)
2007年05月30日(水)  No.55 (カウンセリングコラム)
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「いじめ問題」を考察してみて(第五回)

小さな「いじめ」は、いつでも、どこでもある。
子どもの世界のみならずとも、サラリーマンの社会にもあるし、かつては軍隊の中にもひどいものがあったと言われている。実際のところ、ほとんどの人がなんらかの形で、自分は「いじめ」られたことがあると思い出すのではないだろうか?
特にそれぞれの環境の中で、なんとなく変わっている、周りと違っている部分がある、という人は例外なく「いじめ」の洗礼を受けている。そこで「いじめ」の解決策・施策として挙げられるのが”Social Skill Development”(社会技能開発)である。
かつて、家庭教育の中で「躾(しつけ)」というものがあって(今でも両親が躾を重要視している家庭もあるが・・・)、これは親が子どもたちに「すり込んだもの」とされている。

例えば、悪い事をしたら・・・「ごめんなさい」と言う。
良いことをして、ほめられたら・・・「ありがとう」と言いなさい。

他にもあるが、本人が好むと好まざるとは関係なしに、親から言われた通りにしている場合がある。この場合には「感謝の念」からのありがとう。「自責の念」からのごめんなさい。ではなく、こうした場面・場合にはこれを使う的なことがあった。又、相手に対する尊敬の念、友愛の念などは関係がなかった。

これに対して、相手に対して、まず思いやる気持ちを持つこと。そしてキーワードは「感謝と感動」これをSocial Skillとして身に付けるという教育である。指導でもある。

第六回に続く

「いじめ問題」を考察してみて(第四回)
(第一回はこちら)
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(第四回はこちら)
2007年05月16日(水)  No.54 (カウンセリングコラム)
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