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2007年10月23日(火)
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2007年10月13日(土)
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2007年10月01日(月)
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サンフランシスコ郊外のサンマチオ・カウンテイの公立中学校の校庭に『学園菜園』がある。ニンジン・ジャガイモ・ブロッコリーなどと書いた札が立っている。3000平方メートルほどの広さだろうか、聞けば有機農法で生徒たちが栽培しているのだと言う。トウモロコシ・キャベツ・大豆・トマトも出来ている。学校での昼食(ランチ)は、自分達の野菜を材料に生徒がこしらえる。
菜園の近くには、長い木の食卓と30-40人は座れるベンチが置いてあった。かつては、荒れ果てた学校だった。校舎は落書きだらけ、ガラスも割られ放題。けれども菜園と料理作りを始めると、子どもたちは少しずつ穏やかになってきた。落書きは消えた。ガラスも割られていない。評判が各地に伝わり、カリフォルニア州当局が教育改革の一環に取り入れた。現在1000を超える公立中学校に、こうした『学園菜園』がある。
その源は、有機農法の食材しか使わないレストランのオーナーであるアリス・ウォーターさんが、レストランの行き帰りにみる中学校のあれようが大変気になった。ウォーターさん自身かつて小学校で教鞭を執った経験があり、また、その中学校の校長とも知り合いだたこともあり、『学園菜園』をつくってみてはと進言した。『子どもたちは出来合いのファースト・フードばかりたべている。体にも、心の健康(メンタル・ヘルス)にも悪い』食事の乱れは学校の乱れ、ひいては国の乱れ。店に訪ねた知人にウォーターさんは語った。
『家族が一緒に、自分たちがつくった料理を食べる機械が減ってしまった。みんなバラバラ』『子どもたちは畑と台所の両方から、生き物や他人への心遣いとか忍耐、自制心を学べるはずなのよ』科学的根拠はわからないが、菜園づくりと心の穏やかさは、確かに関係ありそうである。
この様にアメリカでは、地域社会でこどもたちに地域社会教育を考えて共生しているのである。ウォーターさんがいみじくも語った『このままの生き方では、世の中はダメになってしまう。いろいろなことを試してみようよ』がとても印象的であった。これこそが、『カウンセリング文化』と言えるのではないか。
第4回(最終回)に続く
第2回はこちら
第1回はこちら
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2007年10月23日(火)
No.59
(カウンセリングコラム)
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アメリカ・アーカンソー州ジョーンズボロの学校で発生した銃による殺人事件は、銃に寛大なアメリカ南部の文化と、それがどうして悲劇に結びつくかという問題を提起している。今回の事件は、子どもたちが簡単に銃と弾薬を入手できることを示したが、こうした社会病理は特定の地域に限らない。
アメリカの学校では、驚くほど頻繁に銃を目にするようになった。過去2年半に、アーカンソー州以外に少なくとも5州で、生徒が同級生に発砲している。
アーカンソー州での銃撃の翌日、オハイオ州で4歳の男児が弾をこめた銃を服に隠していたのが見つかり、カリフォルニア州では13歳の生徒が校長を銃で殺そうとして逮捕された。
1993年に全米の小学校6年生から高校3年生までを対象にした調査では、15%が銃を持ち歩き、4%が学校に銃を持っていったと回答している。銃の大半は子どもたちが家から持ち出したものである。
従って、アーカンソー州の二人の少年が使った殺傷力の高い銃器が、11歳の容疑者の祖父の家から持ち出されたことも、驚くにはあたらない。二人の少年は、父親がカギをかけた銃の保管庫に侵入できず、その後、銃を求めて祖父の家に行ったといわれている。
15州で近年、弾を込めた銃を子どもたちの手の届かない場所に保管するか、銃を操作できないようにする安全装置を使うことを義務付ける法律が成立した。これらの州で、もし子どもが不適切に保管された銃を入手した場合、所持者の大人が刑法上の責任を負う事になる。
アーカンソー州ジョーンズボロの事件は、アーカンソーなど対策が遅れている州の立法をつかさどる者に、子どもから銃を遠ざける具体策の緊急の検討を迫るに違いない。銃の所持者には、公共の安全を保証する重い責任と義務が伴うのは当然のことである。アメリカは、連邦政府であるところから51州各州が州法で厳重に子どもの銃の入手を防止するための方策を考慮することと地域社会における『カウンセリング文化』の構築と確立を地域社会教育の中に取り入れて明確にする必要があると考える。
第三回に続く
第一回はこちら
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2007年10月13日(土)
No.58
(カウンセリングコラム)
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TEEN COURT(十代法廷) 第1回
アメリカでは、全米41州420ヶ所において『十代法廷』という制度がある。ここでは、『犯罪審査基準』を設けてポイント9以上のケースの場合が裁かれる。これは、模擬裁判ではなく、本格的な裁判である。
検事と弁護士は十代の青少年がつとめ、判事(裁判長)は本職がつとめる。検事と弁護人をつとめる十代の少年・少女は50時間の研修を研修機関で受けなければならない。例えば、ネバダ州のラスベガス市では現在40名の少年・少女が担当している。この法廷では、同世代(10代)の弁護人には率直にすべてを話すことができる(先生や親に話せないことを含んで:ピア・カウンセリング)。
この法廷(裁判)で『有罪』の判決がきまった少年・少女たちは、『社会奉仕10時間』『反省文』『賠償金10ドル(ケースによって異なる)』『陪審員として2時間他のケースにつとめる』が義務として要請される。
これらのすべてが、遂行された後に彼らの『犯罪記録』は解消される。従って『前科』にはならない。このTEEN COURT(十代法廷)の目的は、 (1)まず考えてから行動すること。 (2)自分自身の感情をコントロールすることを学ばせる。 (3)そうして、自分自身に権利と責任を認識させること。 (4)更に『生きる』とはどういうことかを考え『感謝』と『感動』、そして『自分に対する誇り』を持てる人間を育成する。
自分が過去にやってきたことを『十代法廷』という現場に立ち会うことにより自分の国(連邦政府)・州の『司法制度』と『社会奉仕』の意義が何であるかを併せて考えさせ、学ばさせる。また、『陪審員(9名)』も現地の十代の少年・少女によって形成される。法廷では、検事の冒頭陳述から始まり弁護人による弁論が本格的に行われた後に、15分間の『陪審員たち』の評議の結果を検事(裁判長)に報告をする。そして検事(裁判長)が判決を下す。
このことによって、罪を犯した少年は、『自分自身の振り返り(反省)』が出来ると同時に、少年犯罪の早期発見に繋がるのである。これがアメリカにおけるカウンセリングの文化であると確信する。アメリカでの『自由』は常に『責任』が伴うのである。『権利』と『責任』そして『義務』を大切にして人間形成をさせるためにカウンセリング文化が基盤となっている。そして、それらの問題行動をとる少年・少女に『勇気』と『自信』そして『誇り』を再び持たせ『更正』させる事ができるステージとしてTEEN COURTが位置付けられている。
第二回に続く
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2007年10月01日(月)
No.57
(カウンセリングコラム)
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